ServiceNowの開発者向けの公式サイト、ServiceNow Developer Programでは、学習コースの一部を日本語で提供しています。すべてのコースを無料で学ぶことができます。オンデマンド形式でいつでもどこでも自分のペースで進めていけます。ServiceNowの知識やスキルをもっと高めるために、ぜひ無料の日本語コンテンツで学習してみてはいかがでしょうか。
概要
ServiceNow公式サイト、ServiceNow Developer Programで、ServiceNow初学者向け、システム管理者向け、開発者向けなど、対象者別に学べるコースが提供されています。すべてのコースがオンデマンド形式のため、いつでもどこでも自分のペースで進めていけます。
ServiceNow Developer Programでの多くのコースが英語での提供となっていますが、一部のコースは日本語で提供されています。英語、日本語のコースともに無料で学習できます。
ServiceNow Developer Programを利用開始するには、アカウントの登録が事前に必要となります。ServiceNow IDをお持ちでない方は、以下、ServiceNow Developer Programユーザーマニュアルを参考にして、まずは登録をしてみましょう。
次に、ServiceNow Developer Programで日本語で無料で学習できる方法とコース一覧を紹介していきます。
アクセス手順
SeviceNow Developer Programで提供されているコースには、複数のバージョンがあります。もし日本語コースが提供さている場合、Romaバージョンのコースを選択した場合、[日本語]の選択タブが表示されます。
■アクセス手順
- ServiceNow Developer Programのホーム画面から、[Learn]をクリック。
- 次に、[Learning Plans]をクリック。
- バージョンの選択で、[Roma]を選択。
- Learning Plansの画面で、画面を下に移動すると、提供されている学習コース一覧がでてきます。
- ここでは、例として、”ServiceNow Administorator”コースの[See Lerning Plan]をクリック。
- [Resume Learning Plans]または、[Start Learning Plans]をクリック。
- さいごに、[日本語]をクリックすると、日本語での学習コースがひらきます。
コース一覧
ServiceNow Developer Programで、無料で日本語で学べるコースを紹介します。
現在、8コースが日本語で提供されています。一部のコースは、複数のモジュール(サブコース)から構成されいます。たとえば、Reporting and Analyticsコースは、”データの可視化”と”Performance Analytics”の2つのモジュールからなっています。
●日本語で学べるコース
- Build My First App Engine Studio Application(1モジュール)
・初めての App Engine Studio アプリケーションを構築する - Automated Test Framework(1モジュール)
・Automated Test Framework の使用 - Flow Designer(4モジュール)
・Flow Designer の使用
・Flow Designer の開発
・Flow Designer:意思決定
・Flow Designer での通知 - Importing Data(1モジュール)
・データのインポート - Managing the Development Environment(1モジュール)
・ソースコントロール - Reporting and Analytics(2モジュール)
・データの可視化
・Performance Analytics - REST Integrations(5モジュール)
・ServiceNow における送信データ連携
・IntegrationHubのREST
・データストリームアクション
・ServiceNow における受信 REST データ連携
・Scripted REST API - UI Builder(5モジュール)
・UI Builderでのページの作成
・UI Builderのイベント
・UI Builderのクライアント側インタラクション
・UI Builderのデータリソース
・モーダル
コースの特徴
ServiceNow Developer Programのコースの特徴を3つ紹介します。
- 学習開始時に、コース及びモジュールの学習を目標をきちんと確認できる
学習目標を事前に明示されているので、自分の履修度を確認しながら、学習を進めることができます。
たとえば、Flow Designerコースの”Flow Designer の使用”モジュールでは、以下のような学習の目標が最初に明示されています。
- ハンズオン形式で知識とスキルを同時に習得できる
文章と画像による解説で、ハンズオン形式で学習できます。「注意」や「重要」な事項についても、その都度解説があり、より知識やスキルを高められる内容になっています。
- 各コースやモジュールの最後には、演習問題やまとめが提供されています。
学習内容の履修度を確認できるように、複数選択形式の演習問題が複数準備されています。また、まとめや参考資料についても準備されており、より正確に履修度を確認できます。たとえば、Flow Designerコースの”Flow Designer の使用”モジュールでは、以下のような演習問題があります。
質問:次のうち、フローのトリガーのタイプでないものはどれですか?複数の回答が正解の場合があります。
1.レコード
2.スケジュール済み
3.日付
4.アプリケーション
5.Service Catalog
回答:正解は 2. スケジュール済みと 5. Service Catalog です。以前のリリースでは、日付トリガーはスケジュールされたトリガーと呼ばれていました。Service Catalog はトリガーであり、トリガーのタイプではありません。
各コース、モジュールともに、演習問題が複数準備されていますので、Now Learningで同様の内容を学習した際、演習問題で履修度を確認するのにも役立つサイトになっています。
参考資料
以下の資料を参考に、SeviceNow Developer Programの日本語コースを紹介しました。
- 【Developerポータル】日本語版学習コース公開のお知らせ(ServiceNow Community)
以上、”[ServiceNow]日本語で学ぶ! SeviceNow Developer Programコース一覧と使い方”となります。