Tokyo版のServiceNow認定資格、CSA/CAD/CISなどのデルタ試験仕様書が、2022年11月にリリースされています。デルタ試験の問題数や問題形式だけでなく、試験準備としてのおススメ資料も紹介されています。今後、ServiceNowのデルタ試験を受験される方は、デルタ試験の仕様書を一度目を通してみてはいかがでしょうか。
対象となる資格
2022年11月、Tokyoリリース開始に伴うデルタ試験になります。指定された期間内にデルタ試験に合格しないと、保有資格が失効します。ServieNow認定資格を維持するために、デルタ試験をパスする必要があります。
■デルタ試験(Tokyoリリース)
・Certified System Administrator試験(CAS)
・Certified Application Developer試験(CAD)
・Performance Analytics試験(CAS)
・各種Certified Implementation Specialist試験(CIS)
試験期間
デルタ試験のリリースから 90 日以内に合格する必要があります。Tokyo リリースでは、デルタ試験を2022 年11月3 日から 2023 年2月17日の期間で受験できます。
試験構成
Tokyoリリースのデルタ試験について、問題数や問題形式などは、以下のようになっています。テストセンター受験もしくは監視ありのオンライン試験によるCSAやCADなどのMainline試験と異なり、デルタ試験は監視がなく、オンラインで完結します。
■デルタ試験の構成
- 問題数: 10問以下→11月4に受験したところ、CSAデルタ試験では10問でした。
- 内容: 多肢選択(正答は1つ)/複数選択方式(正答に該当するものをすべて選択)
- 試験時間: 制限時間あり→11月4に受験したところ、CSAデルタ試験では60分でした。
- 受験方法: Now Learningで試験の受験申込及び受験。
- 補足事項: 監督なしのオンライン受験。
出題分野
以前のバージョン、San DiegoリリースからTokyoリリースへのアップグレードによる新機能追加や廃止になった点などが、デルタ試験では問われます。差分試験となるため、主題数や制限時間もMainline試験よりも少なく、短くなっています。
■出題分野
- 新機能
- 更新または変更された機能
- 廃止された機能
試験準備
デルタ試験の準備として、以下のソース資料がデルタ試験の仕様書では推薦されています。
上記のほかに、このリリースでの変更を十分に理解するための手段として、以下のソース資料が推薦されています。
- 各アプリケーションの Tokyo の機能と変更点に関するページ。
- コミュニティの投稿。
コミュニティの投稿は、このリリースの重要な機能についてさまざまなServiceNow ユーザーが異なる正当な見解を示し、既存機能の変更について議論している場合がありますので参考になります。
試験申込
Tokyoリリースのデルタ試験の申込や受験体験記については、以下の関連記事を参考にしてください。Now Learningのサイトから短時間で簡便にデルタ試験の申込ができます。Now Learningにログイン後、2~3分で申込を完了でき、すぐにデルタ試験を受験できます。
以上、”[ServiceNow]Tokyoリリース!主要認定資格のデルタ試験仕様書が公開されています。”となります。