ServiceNowで何ができるの?の初学者から、ServiceNowの機能や操作を使いこなすシステム管理者を対象に、演習問題を作成しました。今回は、”仮想エージェント”になります。学習状況の確認や今後の学習計画をたてる際に、演習問題をぜひご活用ください。
概要
ServiceNowシステム管理者を目指している方向けに、ServiceNow知識の定着や理解度の確認をするための演習問題になります。
演習分野は、セルフサービスと自動化の”仮想エージェント”になります。
■演習分野(システム管理者)
- プラットフォームの概要とナビゲーション
- インスタンスの構成
- コラボレーション用アプリケーションの構成
- セルフサービスと自動化
- Knowledge Management
- Service Catalog
- Flow Designer
- 仮想エージェント
- データベース管理
- データの移行と統合
上述の演習分野は、ServiceNow Certified System Administrator試験仕様書(Utahリリース–2023年4月)の試験範囲を参照しています。
演習問題
セルフサービスと自動化の仮想エージェントに関する演習問題5問になります。
演習1. 仮想エージェントの定義として正しいのは、どれか。
A. バックオフィス人材を活用した会話型チャット
B. バックオフィス人材を活用した問合せフォーム
C. AIを活用した会話型チャットボット
D. AIを活用した問合せフォーム
E. AIを活用したローコード開発環境
正解: C
演習2. 仮想エージェント の機能は、どれか。
A. FAQ への回答
B. チュートリアル情報の提供
C. レコードのクエリまたは更新
D. エージェントのデータ収集
E. 診断の実行
F. 上記すべて
正解: F
演習3. 仮想エージェントが接続して使えるサードパーティのアプリは、どれか。
A. Slack
B. Microsoft Teams
C. Facebook Messenger
D. Instagram Messenger
E. WhatsApp
F. 上記すべて
正解: A, B, C, E
[補足説明]ServiceNowの仮想エージェントは、すぐに利用可能なカスタムのデータ連携により、最も普及しているエンタープライズメッセージングサービスに簡単に接続できます。(参考資料: データシート-仮想エージェト)
演習4. 人間が表現する意図をインテリジェントに学習し、それに応答する単一の会話型チャットボットを提供する機能は、どれか。
A. 仮想エージェントデザイナー
B. 自然言語(NLU)
C. AI serach
D. Knowledge Management
E. CMDB
正解: B
[補足説明]時間の経過とともに進化するServiceNowのワークフローに合わせて調整されたモデルを活用して、日常の言語を理解します。(参考資料: ServiceNow HP-仮想エージェト)
演習5. グラフィカルインターフェイスを備えており、誰でも簡単にドラッグアンドドロップデザイナー
を用いて会話を作成しテストできる機能は、どれか。
A. 仮想エージェントデザイナー
B. 仮想エージェントフロー
C. 仮想エージェントフローデザイナー
D. フローデザイナー
E. タスクボード
正解: A
[補足説明]仮想エージェントデザイナーを使うことで、コードを書かずに迅速に会話を作成し、カスタマイズできます。(参考資料: データシート-仮想エージェト)
おつかれさまでした。セルフサービスと自動化の”仮想エージェント”の演習問題5問を完了です。現在の学習状況の確認や今後の学習計画をたてるのに、ご参考になりましたら幸いです。
さらに知識を深める【データスキーム】
つぎは、”データスキーム”に関する演習問題になります。ServiceNowのシステム管理者を目指して、引き続き、演習問題にぜひチャレンジしてみてください。
以上、”[ServiceNow]演習問題で確かめる! 仮想エージェント”となります。