[ServiceNow]San Diegoリリース-認定資格CSA(システム管理者)の仕様書概要

ServiceNow認定資格 CSA(システム管理者)の試験に合格したい!まずは、試験内容をしっかりとおさえて、試験計画をたてることが、第一歩です。CSAの試験範囲や出題比率などについて、説明します。

目的

CSA(システム管理者)の試験は、認定試験の合格者が ServiceNow システムの構成、実装、メンテナンスに役立つスキルと重要な知識を備えていることを証明するものです。この認定試験に合格すると、各個人のさらなる認定の取得に必要な主要スキルセットも身に付きます。

対象者

CSA資格試験は、ServiceNowのユーザーやパートナーなど、ServiceNow 認定システム管理者となることに興味のある方を対象としています。

前提条件

CSA資格試験の受験資格として、以下のトレーニングコースを完了する必要があります。

 ServiceNow Fundamentals

ServiceNowの学習サイト,「Now Learning」で提供されているオンデマンド形式の基礎トレーニングコースもしくは、 対面授業形式の基礎トレーニングコースを修了が、CSA資格試験の前提条件として必須になります。対面授業形式のコースは、3日間です。

受験資格の前提条件を満たす必要があります!
CSA資格試験を受験するには、「前提条件」があります。条件を満たさないと、受験資格を取得できません。

試験の詳細

CSA資格試験の詳細は、以下のようになっています。

  • 問題数: 約60問
  • 内容: 多肢選択(正答は1つ)/複数選択方式(正答に該当するものをすべて選択)
  • 試験の所要時間: 90分
  • 受験料: 300USD
  • 受験方法: テストセンターにおける監督下の試験、またはオンライン環境における監督下の試験。
  • 参考資料: 試験中は、印刷物やオンライン資料は参照できません。
  • 前提条件: あり。ServiceNow Fundamentalsコースを完了する必要があります。

CSA資格試験のバウチャー取得
ServiceNow Fundamendatlsコースを完了すると、CSA試験に申込するためのバウチャーコードを取得、購入できる権利が得られます。バウチャーコードを取得できないと、CSA試験の申込は完了できません。

試験範囲

CSA資格の試験範囲は、ServiceNowプラットフォームの運用や実装で行う操作について、5つの学習分野から構成されています。学習分野ごとに、主題される問題の比率が異なります。

  1. ユーザーインターフェイスとナビゲーション: 20%
    ・ServiceNowの概要
    ・リストとフィルター
    ・フォームとテンプレート
    ・自社用カスタム設定
  2. コラボレーション: 20%
    ・タスク管理
    ・通知
    ・フィードバック
  3. データベースの管理: 30%
    ・データスキーム
    ・アプリケーション/アクセス制御
    ・構成管理データベース(CMDB)
    ・インポートセット
  4. セルフサービスとプロセスの自動化: 20%
    ・ナレッジ管理(Knowledge Management)
    ・サービスカタログ
    ・フローデザイナー(Flow Designer)
  5. 開発の概要: 10%
    ・スクリプティング
    ・移行とデータ連携
    ・開発

推奨トレーニングと参考資料

CSA資格試験の準備として、ServiceNow Fundamentalsコースを完了する必要があります。ServiceNow Fundamentalsコースのほかに、以下の追加リソースが資格試験の準備に役立ちます。

  • Candidate Journey Guide (認定資格受験ガイド) – 認定プロセス全体をガイドするリソース
  • Now Platform の管理 – ServiceNow プラットフォームの概要

CSA資格試験の内容をしっかりとおさえて、試験準備の対策、計画を立ててみましょう。

Tokyoリリース-認定資格CSAの仕様書概要(2022年11月8日追記)

2022年11月、Tokyoリリース開始でServiceNow認定資格、CSAの試験概要が更新されました。San Diegoリリースで勉強していた方にも対応できるように、変更点についても説明します。ぜひ、Tokyoリリースの仕様書をご確認ください。

以上、”[ServiceNow]San Diegoリリース-認定資格CSA(システム管理者)の仕様書概要”となります。

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