[ServiceNow]ハンズオンで習得!リストのお気に入り作成

ServiceNowで、リスト上での業務効率を高めるには？頻繁に使うリストは”お気に入り”を作成しましょう。ハンズオンのトレーニング形式で、リストの”お気に入りの作成”について、説明します。

目的

各ユーザーの必要性や好みに応じたリストビューを作成できるようになる。
お気に入りに追加したリストを編集及び削除ができるようになる。

本実習は、”[10分学習|ServiceNow] リストコンロールのメニュー(リストとフィルター)”に準拠していますので、あわせてご参照ください。

要件

例として、ServieNow Developer Programで作成したインスタンス(Tokyoバージョン)で、リストは”インシデント”(Incident)を使い、手順を説明します。

●設定内容
ビューが”セルフサービス”で、フィルターが”アサインが未割り当て”の設定条件をもつ、リストのお気に入りを作成します。

■Step1: お気に入りの作成
以下の要件にあうお気に入りを作成する。

ビュー: セルフサービス
フィルター: アサインが未割り当て
お気に入りの名前: インシデント:セルフサービス＆アサイン未割り当て
お気に入りの色: 緑色(Green)
お気に入りのアイコン: リスト(List)

■Step2: お気に入り内の表示順番を変更

作成したお気に入りが最上位(1番上)に表示されるようにする。

手順

画面上部の[すべて’]をクリックし、アプリケーションナビゲータを表示させます。
アプリケーションナビゲータの検索欄に”インシデント”と入力します。
インシデントモジュールの[すべて]をクリックします。

インシデントのリストが表示されます。

[リストコントロール]をクリックします。
[ビュー]を選択します。
[セフサービス]をクリックします。

ビューの初期設定への戻し方
リストコントロールのビューで、各ユーザーの必要性や好みに応じたリストビューを選択できます。”セルフサービス”のほか、”ポータル”、”モバイル”や”重大なインシデント”などのビューがあります。”デフォルトビュー”を選択すると、ビューを初期設定に戻すことができます。

コンテキストメニューに、”表示: セルフサービス”と表示されます。

[リストコントロール]をクリックします。
[フィルター]を選択します。
[アクティブ:未サイン]をクリックします。

フィルターの初期設定への戻し方
リストコントロールのフィルターで、条件に合致したレコードのみをリストとして表示できます。”アクティブ:未サイン”のほか、”アクティブ”、”クローズ”や”自分にアサイン済み”などのフィルター設定があります。フィルターを初期設定に戻すには、”フィルター”から”–なし–“(None)を選択します。

ブレッドクラムに、”すべて > アサイン先 = (空) > アクティブ = “と表示されます。
レコード件数は、15件となります。フィルター設定前のレコード件数は67件でしたが、フィルター条件の”アクティブ:未サイン”を設定することで、レコード件数が15件に減ります。

リストコントロールの[お気に入りの作成]を選択します。お気に入りの作成が表示されます。
リストのリンクとして、リンク名を”名前”として入力します。ここでは、例として、”インシデント:セルフサービス＆アサイン未割り当て”と入力します。
色で、緑色(Green)を選択します。
アイコンで、リスト(List)を選択します。
さいごに、画面下にある[保存]をクリックします。

おめでとうございます！リストのお気に入りの作成が完了しました。[お気に入り]をクリックし、作成したリンクが追加されているかどうかを確認してみましょう。”インシデント:セルフサービス＆アサイン未割り当て”が追加されていると思います。
次に、作成したお気に入りが最上位(1番上)に表示されるようにします。[お気に入り]を[編集]をクリックします。

“インシデント:セルフサービス＆アサイン未割り当て”をドラッグアンドドロップし、最上位(一番上)に移動させます。
[編集を保存]をクリックします。

“インシデント:セルフサービス＆アサイン未割り当て”が最上位にきてますでしょうか。おめでとうございます！“リストのお気に入りの作成(NowPlatform設定-01)”をコンプリートです。

最後に、実業務で、自分で使いやすいリストを早速作成し、業務効率をドンドン高めていきましょう。

以上、”[ServiceNow]ハンズオンで習得!リストのお気に入り作成”となります。