[ServiceNow]CIS-CSM資格試験の仕様書と費用一覧【Utahバージョン】

ServiceNow認定資格、UthaリリースのCIS-CSM資格の試験概要になります。CIS-CSM資格試験を受ける前に、前提条件や学習範囲、比率などを確認します。また、資格試験を受けるにあたり、必須トレーニングのコース費用や資格試験のバウチャー費用についても紹介します。CIS-CSM資格試験の合格にむけて、試験対策を練り上げていきましょう。

概要

ServiceNow認定資格、CIS-CRM(Certified Implementation Specialist – Customer Service Management)の試験仕様書が新しくリリースされました。Now LearningのKnowked Baseで、Utahバージョンの仕様書が、2023年4月19日から公開されています。

以下、Utah リリースのCertified Implementation Specialist – Customer Service Management試験仕様書について、確認していきます。

試験の目的

ServiceNow Certified Implementation Specialist – Customer Service Management試験は、ServiceNow CSM アプリケーションの構成、実装、メンテナンスを主導し、貢献するのに役立つスキルと重要な知識を合格者が備えていることを証明するものです。

対象者

ServiceNow Certified Implementation Specialist – Customer Service Management試験は、ServiceNow のお客様、パートナー、従業員のほかに、ServiceNow Certified Implementation Specialist – Customer Service Management 実装スペシャリストとなることに興味のある方を対象としています。

前提条件(試験準備)

CIS-CSM資格試験の受験資格として、以下のトレーニングコースを完了する必要があります。

●必須のトレーニング

  • Customer Service Management Fundamentals
  • Customer Service Management Implementation

トレーニングコースの費用【オンデマンド形式】
Customer Service Management Fundamentals On Demand[日本語]コースの費用は、300USDです。2023年4月20日現在、ServiceNowで、1USD=136円での換算設定しています。日本円での支払いは、税込みで44,800円となります。
Customer Service Management Implementation On Demand [日本語]コースの費用は、500USDです。日本円での支払いは、税込みで74,800円となります。

Customer Service Management Fundamentalsのオンデマンドコースは、現在、日本語で提供されています。学習時間の目安は、16時間38分です。学習内容は、ServiceNowのCustomer Service Managementアプリケーションのセットアップ、構成、利用方法となります。

Customer Service Management Implementationのオンデマンドコースも、現在、日本語で提供されています。学習時間の目安は、7時間35分です。学習内容は、一般的な実装における技術的側面、および Customer Service Managementの実装を効果的に管理するために必要な各種プロセスになります。

なお、トレーナー指導によるコースの費用は、Customer Service Management Fundamentalsで3日間コースで税込みで359,040円です。Customer Service Management Implementationで2日間コースで税込みで254,320円です。(2023年4月20日時点)実施方法は、バーチャル形式/Virtual Instructor Led Training (Zoom利⽤)にて、2023年12月末で実施されています。

●トレーニングスケジュールおよび費用【トレーナー指導】
ServiceNowトレーニング 国内開催スケジュール(2023年4⽉〜12⽉)

Customer Service Management Implementationコースを完了すると、CIS-CSM資格を受験するためのバウチャーを取得もしくは購入できるようになります。インストラクター指導によるコースを受講した場合は、そのコース費用の中にバウチャー費が含まれていますので、コース完了時にバウチャーを無料で取得できます。Customer Service Management Implementationコースをオンデマンド形式で完了した場合、バウチャーを別途、購入する必要があります。

資格試験バウチャーの費用
CIS-CSM資格試験のバウチャー費用は、450USDです。日本円での支払いは、税込みで67,320円となります。ServiceNowパートナーの場合、パートナー割引適用対象となり、パートナー割引が適用されます。

推奨されるServiceNow トレーニングとして、ServiceNow Certified Implementation Specialist – IT Service Management 試験の準備として、以下の前提トレーニングコースを完了しておくことを推奨されています。

  • Welcome to ServiceNow
  • ServiceNow Administration Fundamentals
  • Get Started with Now Create
  • ServiceNow Platform Implementation

上記4つのコースを通じて、CIS-CSM資格試験の受験者がCIS-CSM資格試験に必要な基礎知識を習得していることを前提としています。

試験の構成

CIS-CSM資格試験の構成は、以下のようになっています。

  • 問題数: 60問
  • 内容: 多肢選択(正答は1つ)もしくは、複数選択方式(正答に該当するものをすべて選択)
  • 試験の所要時間: 90分
  • 受験料: 450USD(税抜)
  • 受験方法: テストセンターにおける監督下の試験、またはオンライン環境における監督下の試験
  • 参考資料: 試験中は、印刷物やオンライン資料は参照できません。
  • 前提条件: あり。”Customer Service Management Fundamentals”と”Customer Service Management Implementation”の完了

試験の構成で、正解に当てはまるものをすべて選択する複数選択方式の問題は、問題の解答として正しいものをすべて選択する必要があります。完全正解でないと、得点にはならず部分点は与えられません。

試験範囲

CIS-CSM資格の試験範囲はServiceNow CSMアプリケーションの構成、実装、メンテナンスについて、4つの学習分野から構成されています。学習分野ごとに、主題される問題の比率が異なります。

●CIS-CSM資格試験【Utahリリース】の学習分野と試験割合

  1. エンゲージメント手法とプロジェクト計画: 5%
    ・プロジェクトフェーズ
    ・お客様との協力
  2. Customer Service Managementシステムのセットアップと構成: 60%
    ・CSM アプリケーションの概要
    ・ServiceNow における CSM
    ・CSM のセットアップ
  3. Customer Service Managementとの統合: 10%
    ・統合機能
    ・サードパーティシステムとの統合
  4. CSM ポータル、Knowledge Management、Service Catalog、Communities、Performance Analytics: 25%
    ・CSM ポータル
    ・Knowledge Management
    ・Service Catalog
    ・Communities、Performance Analytics

ServiceNow Certified Implementation Specialist – Customer Service Management試験仕様書を見ると、CIS-CSMの学習分野に沿ったサンプル問題が4題ほど提供されています。

必須トレーニングと推奨資料

CIS-CSM資格試験の準備として、以下のトレーニングと資料が資格試験の準備に役立ちます。

●必須トレーニング

●推奨資料

以上、”[ServiceNow]CIS-CSM資格試験の仕様書と費用一覧【Utahバージョン】”となります。

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